とあるIT傭兵兼週末ギター弾きの落書帳

バンド活動、エレキギターをはじめとした機材、その他趣味のこと、最近思うことなど徒然と書いていきます。

音楽のルーツ その3

好きなように生き、好きなように書く

IT傭兵兼週末ギター弾きの落書帳。

 

前回まで一度廃人になりかけ、

バンドを探し始める話をしたけども、

その後自分で記事見てドン引きしたHayatoです。

 

今回は、バンド探しを再開して、

現在の活動に紐付く話。

 

■僕がやろうとしてたのは、こんな音楽じゃない!!

どこかで聞いたことあるフレーズに似ているが、

そんな悲観する内容ではない。

加入したら自分の希望とは少し違ったけど、

結果的にツボだった話。

 

2008年の2月、オルタナ系のバンドで最後のライブを終えた翌日、

節分の豆をポリポリ食べ、

ついでに正月に消化しきれなかったサトウの切餅を

ほおばりながら募集記事のデモ曲を聴く。

 

聴いてびっくり。 

「なんだ、このメタルだけどやたらメロディアスなツインギターは。マジかっけぇぇ!!」

 

20代後半に差し掛かっても単純脳は相変わらずなのであった。

 

そこまでゴリゴリに速くない、1人ギターで弾き倒すようなギターソロではなく、

二人で緩やかにハモるリフ、リードパートの楽曲だった。

で、相手は7弦Gtを探している。

 

これはやるしかない。ダメかもしれないが、応募だけしてみよう。

と思い、相手に加入希望の旨、メールを送る。

 

数日後に返事が返ってきた。

どうやら他の候補はいないようで、

まず顔合わせからしてみましょうとのこと。

 

ドラマティック・デス・メタルバンド、

Ghost Criesの始まりである。


とはいうものの、始まった頃は今ほど

ブルータルでもブラックでもシンフォニックでもなく、

割と昔ながらのメロデスに近かった。

バンド名も最初の1年間は全然違った。

 

顔合わせに対応してくれたのはGt.Mitchyと初代Vo.Noraだった。

ひとまず激しいジャンルには1年ほどブランクがあるものの、

ガチにテクニカルな曲をやるわけではなく、自分の実力でも

たぶん大丈夫(?)とのことだったので、お互いに合意の上、加入。

 

この時にMitchyから色々洋楽のメタル系バンドを教えてもらった。

中でもSoilworkIn Flamesは現在の作品から過去作に遡って音源を収集した。

メロディックデスメタルメタルコアというジャンルを知るきっかけになる。

それぞれ当時気に入った一曲を挙げておく。

In Flames - December Flower - YouTube

Soilwork - Shadowchild - YouTube

 

当初は緩くHeavy & Loudなロックをやる予定でメン募をしていたが、

新しく知って気に入ったジャンルでバンド活動を再開した。

 

■Ghost Criesでの活動は鍛錬の連続だった

というわけでGhost Criesメンバーとして活動することになった。

PCで宅録できる環境を整え、

基本的には誰かが案出しした音源に自分のギターパートを入れていく。

始めた頃、宅録なんて初めてで、実はヒイヒイ言ってた。

 

「やべえ、フレーズ細かくて弾けん」

とか、一時期デスラッシュに傾倒したデモも上がってたので、

「やばい、死ぬほど速い。ほんとに死にそう。」

とか思って日々練習しながら作曲していた。

これじゃ弾けん。練習、練習、また練習という調子で。

 

Ghost Criesでの活動は2008年頃から始まったものの、

Mitchyが一度離れたり、

ミニアルバム「FOR ALL ETERNITY」を発表した後に自分も離れたり、

2011年以後にはNoraが抜けたりしたものだ。

 

結局Mitchyと一緒に2012年ごろにGhost Criesメンバーとして復帰したが、

2016年7月末に再び自分が脱退する。

 

活動した結果、全員社会人のバンドだったにも関わらず、

自分はCDシングル/アルバム3枚にGtで参加、

川崎クラブチッタO-Westの大型ライブ会場に

計3回出場することになる。

 

ゆるく活動した割には年単位で続いて、

貴重な体験ができたと思う。

 

■MECHANICAL TEDDYで楽しさ第一でバンドやることを思い出す

Ghost Criesで活動している時期と一部重複するが、

現在も継続しているMECHANICAL TEDDYのことを。

 

元々上記の2バンドは同じレコード会社からCDリリースをしており、

レコード会社主催のイベントで何度か共演していた。

初めて対バンしたのは2009年9月。

 

本番を見た時点で思ったこと、それは、

「楽しそうだなぁ。こんなバンドもいつかやってみたいな。」

であり、うらやましく思った。

 

2009~2010年末のGhost Criesはデスラッシュ傾倒期で、

涼しい顔できちんと弾く >動く > お客さんを煽る

みたいな重点の置き方で、

お客さんを楽しませるっていうよりその速さと

Noraのデス声で絶句させるようなライブがほとんどだった。

 

対するMECHANICAL TEDDY。

Ba.AKIRAがステージの上手と下手を縦横無尽に動き回り暴れる、

ステージの壁に鉄拳をかます。

おそらく一番ハイになって楽しんでいたと思われる。

 

Dr.でリーダーのATSUSHIさんが笑顔を振り撒きながら叩く。

冒頭に司会のごとく喋るって他のバンドに無かった点で、

ほっこりしてしまう。

 

Gt.USSYが職人ギターでソロを弾きまくる、MAYUさんリフを刻みまくる。

VoはクリーンのYOPPYとデスパートで吠えまくるTATSUYA。

そいでシーケンスがあり、楽しいラウドロック、

メタルコアを軸にするバンドだった。

 

初めて聴いて気に入った曲はこちら。

Silence Breaker / -MECHAROPOLIS Live- / MECHANICAL TEDDY - YouTube

 

イベント終わった後に、物販に並んで

1stアルバム「MECHAROPOLIS」を買って帰る。

 

ただ、度々同じイベント出ていたにもかかわらず、

この時期は自分の人見知りが激しく、

TEDDYのメンバーと喋った機会は少なかった。

他バンドに開放的なTATSUYAとですら、平均して年に2回くらい。

 

 

うーん、成人した後も人見知りは中々治らなかったな。

かなり長くなったので、後の話は次回へ。

 

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