Gibson Les Paul Standard改造集
少し前の話にはなるんですが、
自分が持ってるGibson LesPaul Standardを色々いじってみた。
最初に着手したのが去年の暮れ辺り。
せっかくなのであれもこれもと考えてたら中々短期で収束しなかった。
■リアピックアップをSeymour Duncan SH-6b Distortionに交換
Seymour Duncanのラインナップ中の
高出力ピックアップに分類される1点。
所持しているギターのうち、2本はDistortionを入れている。
決め手は無難な音と、10,000円で買えることと、サウンドハウスに在庫があったこと。
ホントはGibsonのBurst Bucker Type3辺りを入れようかとも思ったんですが、
ダンカンより割高なのと、このギター自体を直近メインで使ってないのとでやめた。
この時写真撮り忘れた。
■カバーを付けて蝋漬けする
買ったピックアップに金属カバーがなく、後日付けて音出ししたらハウリングの嵐。
アンプからの音(空気振動)がギターのどこかと共振し、その共振をピックアップが拾ってしまい、ループしているのだろう。
別の意味で泣きのギターでした。
ただこのままではアンプから音出すだけで耳も周りの反応もしんどいので、
この現象を解消するには、以下のいずれかで対応することに。
今回は2で。
1.金属カバーを外す
2.金属カバーとピックアップの間に空気が入らないよう、蝋 or 樹脂で埋める
では、早速。
<用意したもの>
・パラフィンワックスとマイクロワックス 計約400g
・ピックアップ
・タッパー(湯煎に耐えられるもの)
・養生テープ(蝋がつかなくてよいところのマスキングに)
ピックアップの内部に蝋を浸透、充填するため、表面およびポールピース付近を養生テープで覆う。
パラフィンワックスとマイクロワックスをタッパーに入れ、湯煎で溶かしていきます。
ホットプレートでゆっくり加熱したため、全て溶けるまでに30分くらいかかった。
ワックスが溶けたら加熱を止め、ピックアップをドボン。
湯が沸騰した辺りでワックスをかき混ぜると完全に溶けました。
1度ではワックスが浸透しないとの意見が一般情報であったため、
2度ほどピックアップをドボン。ワックスが冷え始めたら完全に固まる前に表面からワックスを拭き取る。
見た目は何一つ変わってないので省略。
肝心の音はというと…、
まず、これまで共振で回っていた音が消えたため、
音像がはっきりしてきました。
ヴィンテージの欠片もない、SH-6本来のよく歪む音になりました。
■コンデンサをオレンジドロップに変更
抵抗はセラミックが入ってたので、
オレンジドロップに変更。
ただ付け替えただけなので、いきなり作業完了後。
レスポールの2ボリューム2トーンの回路には0.022uFのコンデンサを使うのが一般的ではあるんだが、結局リアだけ音がギラギラし過ぎてる感じがしたため、
リアだけ0.047uFのコンデンサに後日変えた。
■ペグをマグナムロック式に変更
元々Gibson純正のクルーソンペグがついてたんだが、変えるまでの間、チューニング乱舞を起こしていた。1曲弾き終わるたびに音がズレるズレる。
ペグにグリス塗っても良かったんだけど、マグナムロックがどんなもんか試したかったので。
いきなり作業完了後。
妥協しないで1つ前のモデル(※)にしないで良かったと思っている今日この頃。
※.ヘッド裏にスクリューが付いてないやつ。
ここまで実現するのに材料調達から起算して約1年。
ライン録りではあるが1曲弾いてみた。
ここまでの改造を経ての今のレスポール。
うん、ノブが金属になった以外見た目わかんねー。
自宅での練習以外で、使うところがしばらくないですが、機会あれば見れるかもね。
ノシ
〇バンド関連
MECHANICAL TEDDY official HP
アルバム
NEOSTELLARトレーラー
https://www.youtube.com/watch?v=Nc1d_qWUPkM
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配信音源はTuneCoreから
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〇自分関連