とあるIT傭兵兼週末ギター弾きの落書帳

バンド活動、エレキギターをはじめとした機材、その他趣味のこと、最近思うことなど徒然と書いていきます。

ギターアンプの話 ~ゲンツです!ベンツです!~

好きなように生き、好きなように書く
IT傭兵兼週末ギター弾きの落書帳。

今回も昔使ってた機材の話だが、

IT傭兵として稼いだ金を使い、

ギターアンプを買った時の話。

 

現在までメインで使用しているギターアンプ

セパレート式でヘッド/スピーカーキャビネットに分かれている。

まだ紹介してないが、自分のギターが写り込んでいる。

f:id:shadowskill_g:20161109121144j:image

ヘッド:GENZ-BENZ el Diablo 100

スピーカーキャビネットGENZ-BENZ G-Flex 412

 

寄りだとこんなん。

ライブのステージでこれ使うと暗転しても真っ暗にならないので、

少し安心感を得られる。

f:id:shadowskill_g:20161110133318j:image

 f:id:shadowskill_g:20161110133456j:image

 

基本仕様はここ。

http://e-spec.jp/GENZ-BENZ/pd_el_diablo100.html

http://www.genzbenz.com/?fa=detail&mid=1410&sid=419&cid=93

 

入手の決め手になったことを紹介するとこんなん。

EQ、スイッチなど、他のアンプによくあるものは割愛する。

 

■使用者が少ない

当時ハイゲイン系のアンプで人気があったのはH&K、ENGL、Mesa Boogieだったが、

どれも予算オーバーだったため、

他の人が中々使わないものを選ぶ傾向があったため、これに。

結果、使ってる人がほんとに少ないものを選んだようだ。

 

東京出てきてバンド初めてもうすぐ9年近く経とうとしているが、

これまでイベントで共演した中で、ギターアンプ周りの機材が

かぶったのは以下3組だけだった。

・二天一龍(ヘッド)

・JURASSIC JADE(ヘッド)

・TYRANT OF MARY(スピーカーキャビネット)

 

■よくある2チャンネル構成

クリーンと激歪みの音の2通りが出せれば昨今の

ラウドロックやメタルをやるには事足りる。

こいつはまさにそんなチャンネル構成である。

 

ギターアンプ探してた時に、ENGLのSpecial EditonやINVADERも試してみた。

音は気に入ったが40万円前後…、潔く楽器屋でサヨナラしてきた。

 

3つ以上チャンネルがあっても全部は使わん!

アンプに40万円出すなら、ギターを買う!

 

■アタック音だけ強調できる

他のギターアンプで低音と高音は上げ気味、

中音域は控えめというモダンなドンシャリ音を作ると、

どうしてもアタック音が必要以上に削られ、

アンサンブルで埋もれてしまいがち。

 

こいつはアタック音の帯域だけバイト感を調整し、

丸くしたりエッジを立てたりすることができるため、

アタック音だけ尖ったドンシャリ音が実現可能。

この機能が意外と使いやすい。

 

■キャビから低音が塊で出てくる

スピーカーのある面が傾斜のないストレートであること、

メーカーが低音を出すことに特化して開発したことから、

ライブハウスに標準で置いてあるMarshall  1960Aと比較して、

低音はまとまって出てくるイメージ。

 

Marshallのキャビだと低音の再生が得意でないため、

ブリッジミュートで刻んで曲中でブレイクしたりすると

「ズン!」って弾いた後に「ボフ!」って音が気になったりするんだが、

こいつらは「ズン!」というところで音が止まってくれる。

 

どんな出音か気になる人は、

Youtubeにサンプルがゴロゴロしてるから、

どうぞご覧あれ。

 

続く。

 

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ギターの話 〜初めてのGibson〜

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前回、昔使ってたエフェクターの話をしたが、

よくよく考えると先にギターの話をしてもよかったのではと思い返す。

というわけで、大学いた間に買ったレスポールの話を。

 

まず、実物の写真。

f:id:shadowskill_g:20161101194740j:image

 

Gibsonレスポール スタンダード。

92年生?92年製?とか店員さんから聞いて買ったものだが、

ヘッド裏のシリアル番号を下記のサイトで検索してみると、

97年製造とのこと。

アメリカのナッシュビルの工場で作ったことまでわかっちゃうのね。

http://www.guitardaterproject.org/gibson.aspx

 

■出会いは2007年の春

当時バイトしていた服屋で働いた末、やっと貯まったお金を片手に

Gibsonのギターを買おう、と同級生と御茶ノ水へくりだした日。

 

試奏している間、頭の中で何かが問いかける。

 

「あなたが買うレスポールは、金ですか?サンバーストですか?」

 

俺「いや、使ってる人多いので、どちらもごめんですw」

 

駅前の楽器屋数店を歩き回り、

新品のレスポールもひしめく中、決めた一本。

 

頭の中で囁いた何かの声を振り切り、

色もよく見るゴールドトップやチェリーサンバーストではなく、

ダンディ感漂うワインレッド。

 

ピックガードはついてたけど、買ったその日に外した。

買った店はマックの隣にあった下倉楽器だったかな。 

 

■未だ謎が多い

買ってから13年ほど経つものの、

未だにキャビティを開けておらず、

どんな配線になっているか、

ピックアップに何が使われているのか、

自分が持っているギターの中では一番謎が漂う、

ブラックボックスな一本。

 

「たぶんピックアップはPAFとかClassic 57とか、純正のやつが入ってるんだ。残りは夢が詰まっている。」

 

と今も思いながら弾く。

 

Gibsonはよくネック折れすると聞くものの耐久性髙し

買ってから大学卒業するまでの間は現役で、

レギュラー~1音半下げチューニングで使ってた。

 

買った次の日にソフトケースの肩紐が外れてケツから地面に落ちたりしたけれど、

未だにボディ割れ、ネック折れなどすることなく、

塗装は剥げたものの、タフである。

 

最近はどうかというと…、だいたい単発の企画に出ることが決まると出番がくる。

レギュラー~1音下げで、All That Remainsとか

昭和の歌謡曲など、コピバンをやる時。

 

続く。

 

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機材の話 ~東京に出てきて夢とロマンを探し始めた頃~

好きなように生き、好きなように書く

IT傭兵兼週末ギター弾きの落書帳。

 

今回は昔使ってた機材の話。

残念ながら、機材の写真は

就職後に撮ったものしか残ってなかった。。。

 

■大学卒業直前

大学生の時は実にシンプル。

ギターから始まり、

HUGHES&KETTNER TUBEMAN2→BOSS PS-3→ELECTRO-HARMONIX Holy Grail

を直列でつなぎ、ギターアンプのRETURN端子に挿してた。

 

これで音が変わる要因はスピーカーだけに。

ただ音がペラペラで、ハイゲインの音作りに限界を感じ、

リハスタ、ライブハウスにだいたい置いてある

Marshallのギターアンプをメインに音作りすることを考える。

 

■2008~2009年くらいの間

当時の自分はエフェクターに対して収集癖が少々あり、

色んなペダルをとっかえひっかえしていた。

ある日のリハで撮った写真はこんなん。

↓ 

f:id:shadowskill_g:20161030212022j:plain

今改めて見ると、配線が雑だなー。

基本的な経路は、

ギター→Over Driveペダル→ギターアンプのInput

 

写真のボードはギターアンプのSend/Returnに入れており、

載ってたエフェクターはこんなん。

Boss BD-2 el Diablo By Soulpower Instruments(音量ブースト)

Soulpower Instruments The Five(空間系を主に入れる5ループ)

    自分のはちょっと特別製。

    元々The Threeという3ループにセパレートループ2つを追加して、

    ケースを入れ替えたもの。

    Soulpower Instrumentsのメーカーサイトはこちら。

    ↓

    http://spi-soulpower.com/wordpress/

 

The Fiveのループで以下5つのON/OFFを切り替える。

写真撮った時点では順に以下のペダルをセットしている。

JIM DUNLOP ZW-45(ワウ)
BOSS PS-3(ピッチシフター/デチューンコーラス)
ELECTRO-HARMONIX Nano Small Stone
DIGITECH DIGITAL DELAY(ディレイ)
ELECTRO-HARMONIX Holy Grail(リバーブ)

 

ループは他のペダルも入れたり引っ込めたりしたな。

後の話でわかる。

 

メタルバンドに参加して、当時の自分に今言いたいと思うこと。

・メタルやるだけならOver DriveペダルとSend/Return内のディレイだけで良かったと思われ(汗

ギターアンプのSend/Returnにコンパクトエフェクターを入れると、夢が膨らんで収集がつかなくなる。ラックマルチが適任。

・パワーサプライは1個でいい。なぜ2個も買ったんだ!?

 

まあいいんだ。

当時はロマンを追っかける旅人みたいなもんだったんだよ。

 

続く。

 

 

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音楽のルーツ その4(最終回)

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IT傭兵兼週末ギター弾きの落書帳。

 

前回で全て語り終えるかと思っていたが、

なかなか長かったので急きょ、記事を分ける。

Ghost Criesを主に活動していた中、

登場したMECHANICAL TEDDY。

 

今回でやっと現在にとどく話。

一旦ここで区切り、気が向いたらまた語ることにする。

 

■MECHANICAL TEDDY再び。まずはサポートで。

時は2014年3月前後。

自宅で茶をすすっていたところに一本の電話。

 

自分の電話帳には入ってない番号だ。ひとまず出る。

MECHANICAL TEDDYのATSUSHIさんからだった。

 

ATSUSHITEDDYのATSUSHIだけどー。

ハヤト     「ああ、どうもこんにちはー。」

 

ATSUSHI「実はGtのUSSY、卒業が決まりまして。しばらくサポートしてくれないかな?」

ハヤト     「へ?USSYさんバンドやめてしまうのですか?

 

ATSUSHI「そうなの。3月にワンマンやってなんだけどね。その後のライブでしばらくサポートしてくれないかなー?」

ハヤト     「いいともー!!」

 

他にも細かい話は少ししたが、少ない行数で

まとめるとこんな調子だった。

サポートで参加することを即答したのは本当。

 

USSYさんがバンドを卒業するとは。

驚いたと同時に、巡ってきたチャンスである。

 

「初めて対バンした時から憧れていたバンドでギターを弾けるって。。。ヤバい、お茶飲んでる場合じゃねぇ!!」

 

単純脳は30過ぎても発揮していた。

 

■MECHANICAL TEDDY。そして正式加入へ。

サポートでのライブは5/4に決まっていた。

バンTもCD音源もいただき、

自宅にあった6弦Gtを引っ張り出し、弦を張り替え、

ひたすら練習、練習、練習。

 

5/4当日の様子はこちらでVo.RINOが語っている。

明るく楽しく元気良く、がやっぱ気持ちいいねぇ。

まさに自分が忘れてたものだよ。

5/4LADY GROOVE vol.38@吉祥寺CRESCENDO – MECHANICAL TEDDY MEMBER BLOG〜ラウド系男女ツインボーカルバンド「メカニカルテディ」メンバーブログ

 

ライブが終わって打ち上げ。

ひとまずやれることはやって二等兵の休息モードだった自分。

好きなように飲み、好きなように食べて喋る時間。

 

なにやら静かになる。

ん?なんだ?今日のライブ、俺ヤバかったか(汗

とか思ってたらMAYUねーさんより一言、

「TEDDYに正式加入しない?Ghost Criesと掛け持ちになってしまうけど。。。」

 

自分「へ?」( ゚д゚)ポカーン

脳内では、

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思わず「俺でいいんですか!?」と聞き返してしまったが、

あまりに嬉しくてその場で「やる!!」って返答した。

 

というわけでMECHANICAL TEDDYに自分の加入が決まる。

今年で2年が経ち、大型ライブ会場、4thアルバム制作、ワンマンを経験する。

3年目は何が起こるだろうか。

 

しかし、一つ自分でわからない点が…。

加入の誘いを受けるまでの経緯について、

後日、お世話になってる吉祥寺のライブハウス クレッシェンドの

スタッフから聞いた話と、

4thアルバム Happy Dead Coaster発売前のラジオ番組にて

語られた内容が異なる。 

 

TEDDYの中で当時、自分の何が加入の決め手になったのか、

真実はいつも一つと思うものの、未だにもやもやしている。

本音と建前という言葉を胸に、今日は寝ることにしよう。

 

おやすみなさい。

 

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音楽のルーツ その3

好きなように生き、好きなように書く

IT傭兵兼週末ギター弾きの落書帳。

 

前回まで一度廃人になりかけ、

バンドを探し始める話をしたけども、

その後自分で記事見てドン引きしたHayatoです。

 

今回は、バンド探しを再開して、

現在の活動に紐付く話。

 

■僕がやろうとしてたのは、こんな音楽じゃない!!

どこかで聞いたことあるフレーズに似ているが、

そんな悲観する内容ではない。

加入したら自分の希望とは少し違ったけど、

結果的にツボだった話。

 

2008年の2月、オルタナ系のバンドで最後のライブを終えた翌日、

節分の豆をポリポリ食べ、

ついでに正月に消化しきれなかったサトウの切餅を

ほおばりながら募集記事のデモ曲を聴く。

 

聴いてびっくり。 

「なんだ、このメタルだけどやたらメロディアスなツインギターは。マジかっけぇぇ!!」

 

20代後半に差し掛かっても単純脳は相変わらずなのであった。

 

そこまでゴリゴリに速くない、1人ギターで弾き倒すようなギターソロではなく、

二人で緩やかにハモるリフ、リードパートの楽曲だった。

で、相手は7弦Gtを探している。

 

これはやるしかない。ダメかもしれないが、応募だけしてみよう。

と思い、相手に加入希望の旨、メールを送る。

 

数日後に返事が返ってきた。

どうやら他の候補はいないようで、

まず顔合わせからしてみましょうとのこと。

 

ドラマティック・デス・メタルバンド、

Ghost Criesの始まりである。


とはいうものの、始まった頃は今ほど

ブルータルでもブラックでもシンフォニックでもなく、

割と昔ながらのメロデスに近かった。

バンド名も最初の1年間は全然違った。

 

顔合わせに対応してくれたのはGt.Mitchyと初代Vo.Noraだった。

ひとまず激しいジャンルには1年ほどブランクがあるものの、

ガチにテクニカルな曲をやるわけではなく、自分の実力でも

たぶん大丈夫(?)とのことだったので、お互いに合意の上、加入。

 

この時にMitchyから色々洋楽のメタル系バンドを教えてもらった。

中でもSoilworkIn Flamesは現在の作品から過去作に遡って音源を収集した。

メロディックデスメタルメタルコアというジャンルを知るきっかけになる。

それぞれ当時気に入った一曲を挙げておく。

In Flames - December Flower - YouTube

Soilwork - Shadowchild - YouTube

 

当初は緩くHeavy & Loudなロックをやる予定でメン募をしていたが、

新しく知って気に入ったジャンルでバンド活動を再開した。

 

■Ghost Criesでの活動は鍛錬の連続だった

というわけでGhost Criesメンバーとして活動することになった。

PCで宅録できる環境を整え、

基本的には誰かが案出しした音源に自分のギターパートを入れていく。

始めた頃、宅録なんて初めてで、実はヒイヒイ言ってた。

 

「やべえ、フレーズ細かくて弾けん」

とか、一時期デスラッシュに傾倒したデモも上がってたので、

「やばい、死ぬほど速い。ほんとに死にそう。」

とか思って日々練習しながら作曲していた。

これじゃ弾けん。練習、練習、また練習という調子で。

 

Ghost Criesでの活動は2008年頃から始まったものの、

Mitchyが一度離れたり、

ミニアルバム「FOR ALL ETERNITY」を発表した後に自分も離れたり、

2011年以後にはNoraが抜けたりしたものだ。

 

結局Mitchyと一緒に2012年ごろにGhost Criesメンバーとして復帰したが、

2016年7月末に再び自分が脱退する。

 

活動した結果、全員社会人のバンドだったにも関わらず、

自分はCDシングル/アルバム3枚にGtで参加、

川崎クラブチッタO-Westの大型ライブ会場に

計3回出場することになる。

 

ゆるく活動した割には年単位で続いて、

貴重な体験ができたと思う。

 

■MECHANICAL TEDDYで楽しさ第一でバンドやることを思い出す

Ghost Criesで活動している時期と一部重複するが、

現在も継続しているMECHANICAL TEDDYのことを。

 

元々上記の2バンドは同じレコード会社からCDリリースをしており、

レコード会社主催のイベントで何度か共演していた。

初めて対バンしたのは2009年9月。

 

本番を見た時点で思ったこと、それは、

「楽しそうだなぁ。こんなバンドもいつかやってみたいな。」

であり、うらやましく思った。

 

2009~2010年末のGhost Criesはデスラッシュ傾倒期で、

涼しい顔できちんと弾く >動く > お客さんを煽る

みたいな重点の置き方で、

お客さんを楽しませるっていうよりその速さと

Noraのデス声で絶句させるようなライブがほとんどだった。

 

対するMECHANICAL TEDDY。

Ba.AKIRAがステージの上手と下手を縦横無尽に動き回り暴れる、

ステージの壁に鉄拳をかます。

おそらく一番ハイになって楽しんでいたと思われる。

 

Dr.でリーダーのATSUSHIさんが笑顔を振り撒きながら叩く。

冒頭に司会のごとく喋るって他のバンドに無かった点で、

ほっこりしてしまう。

 

Gt.USSYが職人ギターでソロを弾きまくる、MAYUさんリフを刻みまくる。

VoはクリーンのYOPPYとデスパートで吠えまくるTATSUYA。

そいでシーケンスがあり、楽しいラウドロック、

メタルコアを軸にするバンドだった。

 

初めて聴いて気に入った曲はこちら。

Silence Breaker / -MECHAROPOLIS Live- / MECHANICAL TEDDY - YouTube

 

イベント終わった後に、物販に並んで

1stアルバム「MECHAROPOLIS」を買って帰る。

 

ただ、度々同じイベント出ていたにもかかわらず、

この時期は自分の人見知りが激しく、

TEDDYのメンバーと喋った機会は少なかった。

他バンドに開放的なTATSUYAとですら、平均して年に2回くらい。

 

 

うーん、成人した後も人見知りは中々治らなかったな。

かなり長くなったので、後の話は次回へ。

 

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音楽のルーツ その2

好きなように生き、好きなように書く

IT傭兵兼週末ギター弾きの落書帳。

 

前回までは、エレキギターを弾くようになるところまでの話。

今回は、自分が好みであるHR/HMというジャンルを開拓、

IT傭兵を始め、バンド探しをするまでの話。

 

HR/HMとの出会い

ギターをそこそこ弾くようになってから、次の練習曲を

何にしようかと考えていた時期の話。

 

高校卒業直前、同級生が何やらCDを2枚持ってきた。

それがこちら。

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War to End All Wars(Yngwie J. Malmsteen)

 

f:id:shadowskill_g:20161022222409j:plain

MADE IN JAPAN(SEX MACHINGUNS)

 

「なんだ、この全てをギターでたたみかけるような、超絶速ぇ音楽は。

X以外はこれまでの間、聴く機会がなかったが、マジかっけぇぇ!!

そうだ、よりすげぇ早弾きに挑戦しよう。」

 

小学生以来の衝撃だった。

エドワード・ヴァン・ヘイレンとかは知っていたけど、

それ以上の破壊力。

この時の自分は相当単純脳だったな。

 

当時のお気に入りはこんなん。別の年だが。

Mark Boals & Yngwie Malmsteen (Wild One) Live In Bulgaria 2001.flv - YouTube

 

以降はハードロック~メタルを好んで聴いてた。

後日、自宅近くのレンタルショップまで行き、

↑で挙げたアーティストはもちろん、METALLICA、Iron Maidenなど、

置いてあったHR/HMバンドのCDを全て借りて聴いていた。


Xもなんかそれっぽいなーとやっと気づき、

「X」をはじめ、何曲か練習したような。

   

■コピーしてライブハウスで観て吸収した大学時代

時が過ぎ、大学へ。

大学に入ったら軽音サークルを探すことは入学前から決めていた。

 

サークルの部室を探し、扉を叩く。

HR/メタル専門てわけではなかったが、

在学中にギターを弾くならここかと思い、卒業まで加入する。

 

Janne Da ArcSEX MACHINEGUNSのコピーバンドで

それぞれGt、Gt.Voを年1回くらいやりながら

好きなように酒を飲み、好きなように弾いて学生生活を過ごす。

 

他にもV系ロック、JPOP、メロコア、UKロックでのGtもやった。

大学生時代の半分はギターでも傭兵だったな。

元々雑な性格が祟ったか、未だに苦手なジャンルがある。

 

ライブハウスに出入りするようになるのもこの時期。

プロよりアマチュアが多かった。

先輩がスタッフやってる現場について行ったり、

誰かがバンド始めたから観に行ったり。

 

軽音サークルのイベントでもライブハウスは出入りしてたが、

ライブハウス主催の日は段違いで刺激になる。

新しい音楽性を見つけられる。

 

凛として時雨として活動する前のピエール中野を観たのもこの時期。

春日部ホライズン出演で、当時のバンド名は「金と人情地獄一家」。

オリジナル+Slipknotのトリビュートバンドで、

最初で最後、バスドラの連打がつながって聴こえて鳥肌だった。

 

Hayato、7弦ギターを買う

大学3年生後期は就職活動。

ヘドバンで振り回していた茶髪を黒く染め、

サッパリ丸め、面接官にへーこら頭を下げていた時期。

 

長い人では丸一年以上かかるものだが、

自分は幸い半年ほどで決着がつき、

今の職場で傭兵として就職が決まる。

 

就職活動の間も、遊びは控えてバイトはそれなりに続けていたため、

自分への就職祝いとしてギターを買うほどの資金はあった。

御茶ノ水のBigBossへ。

 

7弦ギターは雅がソロで出てきたころに興味を持ち始め、

いつか手にしようと思っていた。

8~10万円超の7弦ギターが店頭に並ぶ中でも、

店員さんに聞けば、倉庫から予算に合うものが出てきたものだ。

 

IbanezのRGシリーズを買ったんだっけな。

当時4万円。

無改造で卒業までの1年間弱、使い続けた。

 

この時既に4年生だったが、卒業までわずかにも関わらず、

KOяNDir en greyとかやりたいから

とりあえず7弦で出てくれと話をもらう機会がサークルでちらほら。 

またここで経験値が貯まる。

 

■廃人よ、立ち上がれ!!

大学を卒業してからは、現在の職場に就職。

周りが業務に励もうと士気を上げている中、自分は違った。

 

バンドはやらず、一日にメリハリを見出せず、

人生史上究極に怠惰な期間。

 

平日は仕事して、自宅に戻ってPS2版のモンハンを

オンラインで朝までプレイ、また仕事を繰り返す日々。

休日はもっとひどくて、昼過ぎに起きて缶ビール飲みながら、

次の日の朝までモンハン。

狩った竜の数がコピーしてきた楽曲数を軽く上回る。

 

このまま過ごせばゲーム廃人だ!!ヤバいぞ!!

そのこたつから抜け出せ!!

 

自分の心の中でJanne Da Arc(世界史に出てくる方の人)が叫ぶ。

頭の中でメシア(アーティストの方の曲名)が流れる。

 

■バンド探しの旅へ

というわけで大学4年間で最後に弾いた7弦Gtの錆びついた弦を交換し、

バンドを始める方法を考える。

とはいえ東京にバンド仲間もいない、大学時代の元軽音サークルのメンバーは

卒業から散り散りになり年1回集まって飲むにも一苦労。

一度に全パートが揃わないことは容易に想像できた。

 

今回は1から探してみようという方針に。

 

まずはメン募から。

雑誌、都内のスタジオに貼ってある紙媒体から探してもよかったかもしれないが、

これまで引き籠ってた人間には、自分の足を酷使する気力などなかった。

 

当時はWith9というメン募サイトから応募開始。

コピバンは飽きたので、↓の条件を掲げつつ、参加できそうなバンドを探す。

・7弦ギターで参加可

・オリジナル曲(コピー不可)

KOяNUVERworldみたいなのができれば、それでいい

 

自分から声を掛けた or 自分に声を掛けてくれたユーザーと

メールでやり取りするのだが、

当時は自分で作曲、データ化する環境が自分に全く無かったため、

相手の持ち曲を聴いて参加するかどうかで判断することが主だった。

 

が、結構高い確率で相手に持ち曲のデータがない。

リハ入ってやっと確認する流れがほとんど。

だいたいその後断るか、空中分解してしまった。

そもそも待ち合わせをバックれられるとかもあったなぁ。

 

クリスマス直前にカップル誕生ラッシュが起こる中、

自分はこんな調子で年を越すまでバンドを探す。

 

縁あって2007年春過ぎにオルタナ系のバンドに参加したが、

最後は当初と事情が変わってきたので1年間ほどで終了。

再びバンド探しの旅へ。

 

 

うーん、今回も現況に届かなかったか。

というわけで続く。

 

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音楽のルーツ その1

好きなように生き、好きなように書くIT傭兵兼週末ギター弾きの落書帳。

 

簡単に自己紹介も済んだので、

そろそろ本題に入ろうと思う。

 

今回は、自分が音楽を聴き、エレキギターを始めるまでの話。

 

■音楽に興味を持つまで

もしかしたら自己紹介で書くところだったかもしれないが、

自分の家族は父、母、姉の3人いる。

 

それぞれ何かしら楽器を扱ってた。

とはいっても、いずれも趣味にとどまるレベル。

誤解の無いように言うと、全然音楽一家ではない。

 

幼少期の頃は姉がピアノ、父はフルート。

そんな環境で育ったもので、楽器を意識することはそう遠くなかった。

小学生の時、姉がピアノレッスンを受けている様子を見て、

弾いてみたくなり、ピアノを始めることになる。

初めて楽器演奏に興味を示した瞬間である。

 

就職後に実家に戻った頃、姉はピアノをやめ、父はフルートとバイオリン、

母は「うちのどこにそんな代物があったの?」

と聞きたくなるくらい大きいハープを始めていた。

 

当時は人前で演奏する機会はあったものの、

2~3年間で終了…。

当時は中学受験と時期がかぶってたから、

ピアノ弾いてる余裕が無くなったんだろうな。

 

■バンドに興味を持つまで

その後は聴くだけになるが、1990〜93年のある日、

Xが紅白歌合戦(?)で紅を演ってるところを見る。

 

「なんだ、この速ぇ音楽は。よくわからんが、かっけぇぇ。」

 

幼稚園の頃からベートーベン、バッハのG線上のアリアなどのクラシックを父に聴かされ、姉が持っていたTMNETWORKはじめポップスを聴くくらいしか機会が無かった

自分には初めての衝撃だった。

 

ビデオテープに録画してあったので、

1日20回、半年間くらいは繰り返し見てた。

 

■初めてのエレキギター

中学では剣道部で過ごしたため、

入学から卒業まで楽器に触れる機会はなく、

聴くだけになっていた。

 

もちろんこのまま竹刀片手に人生を過ごす選択肢もあったかもしれないが、

当時の自分は性に合わないと思ったのか、卒業前になって簡単に捨てていた。

 

高校に入ってからは、バレーボールをする傍ら、

自宅近くのマックで細く長くバイトをしていた。

 

バイトを始め、ある程度お金は貯まったものの、

何に使うかを考えていなかった。

 

「そうだ、エレキギターでも始めるか。」

小学生の頃にみたビデオの影響ではあるが、

簡単な動機で津田沼駅近くの島村楽器へ。

 

店員さんと話をしながら、ギターが売り場を前にして

こちらから出した要望はこちら。

・強そうなやつ

 

そしたらGibsonレスポールが出てきた。

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何のクラスか忘れたが、こちらの予算が4万円くらいしかなかったので

明らかに予算Overである。

 

今の時点で自分のことを知っている人はわかるかもしれないが、

レスポールの重さ、音、くびれに恋してはいるものの、

ナイフみたいに尖っていた当時の自分にとっては

検討対象外となってしまった。

高校生ライフ残念!!

 

自分が最初に出した要望がアバウトすぎたと反省しつつ、

追加で店員さんに要望を伝える。

・軽いやつ

・尖ってて強そうなやつ

・他の人が中々使わないやつ

 

結果、出てきたのはこちら。

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写真は借り物。FERNANDESのMockingbirdである。

Xのhideが使っていたギター…のレプリカ。

今思えば、大胆な選択をしたよな。

 

自分が出した要望と照らし合わせる。

ボディが薄いので4㎏未満と確かに軽い。

写真の通り、いつか誰かに刺さりそうだ。

hideが使っていた形ではあるものの、当時の初心者層からは避けられていたので、

ユーザーが少ない!!(店員さん談)

 

「hideと同じギター持ってるから上手いんじゃ~?」

とか思われたらなんかな、とか躊躇していたものの、

 

「それは他人が決めることじゃなかろうさ 生き死にと同じによ」

と3分で思い直し、Mockingbirdを買う。

 

まさか小学生の頃、ビデオテープ切れるまで見ていたバンドの

ギタリストと同じ形を選ぶとはな。これも縁だったのかね。

 

ギターコードのFなんかは、練習し始めの頃、真っ先に挫折したので、

教本を黙々と練習するよりは、アーティストの曲を課題曲に決めて、

パワーコードから始めた記憶がある。

 

その後はBlanky Jet Cityのコピーバンドで文化祭に出ながら、
Dir en greySOPHIAGLAYSADSをはじめとしたロックバンドの曲を練習する。

 

この頃は既に1999年前後で、Janne Da ArcSIAM SHADEも既に世に出ていて曲も知っていたものの、当時半端な耳コピしかできなかった自分にとっては流通する楽譜が頼りだったものの販売していなかったため、聴くだけになっていた。

 

Janne Da Arc熱は臨界点に

周りがハイスタだTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTKICK THE CAN CREWはじめHIP-HOPが熱を上げ始め、スペースシャワーTVも夏休み中ずっとKICK THE CAN CREWのライブ映像が流れる時代だった。

 

そんなもんで、V系のアーティストが好きと公言しようものなら、周りは白目むいたかのように( ゚д゚)ポカーン。

でも自分の信念は曲がらなかった。

好きなものは好きである。

 

日本のバンドの中ではJanne Da Arcの楽曲が程よくテクニカル、ハード、

歌詞はムッツリスケベな高校生だった自分の心を掻き立てることに気づく。

 

振り返ると彼らのCD、映像作品をインディーズ時代に

遡って集めるようになっていたわ。

今でこそ大体はインターネット通販で手に入るけど、

レンタルショップ他販売店を探し回った。

 

FATE or FORTUNE」や「1999 TOUR“CHAOS MODE”」は

ビデオテープを買った。

今でも自宅にあって、たまにビデオデッキに入れて見ている。

 

  R-type「瞳の色」は当時の自分にとって神曲

 

アルバム「D・N・A」の発売から1年後に

楽譜が販売開始していたので、予備校帰りに買って、練習してた。

まずはLunatic Gateから。

 

ライブはー…、バイトはしていたものの、

残念ながらエレキギターに散財していたもので、

チケットを買って観に行くってところまで手がでなかった。

後悔は先にたたないものですな。

 

この時点でMockingbirdを手放したものの、ギターは2本あった。

画像は借り物。

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Grover Jackson Kelly

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FERNANDES JDA-85Y

 

■目標になるアーティストがいてギターを続けられた

その都度憧れて目標にできたアーティストがいたことは、

エレキギターを続ける良い動機だったんだろうと、改めて思う。

 

 

無理矢理〆て、今日はここまで。

では、また次回に。

 

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